残ったごはんは冷凍保存がおすすめ!美味しく冷凍する手順とポイント

炊いたごはんを食べきれないとき、どのような保存方法がいいのか迷った経験はありませんか?冷蔵と冷凍が思い浮かびますが、やっぱり後からも美味しく食べたいですよね。

ごはんをより美味しく保存できる方法は、ずばり「冷凍保存」です。そこで今回は、ごはんを冷凍する手順やコツを紹介します。

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炊飯器で保温・冷蔵・冷凍はどれがいい?

ごはんを炊いた後、食事中は炊飯器の保温状態にしておくことが多いと思います。自動で保温モードに切り替わるため、いつでも温かいごはんが食べられて便利です。

しかし保温状態を続けていると、だんだんと水分が抜けてパサついたり、味が落ちてきたりします。一体どれくらいの間であれば、ごはんの美味しさをキープできるのでしょうか?

一般的な炊飯器で、保温したまま炊きたての美味しさを保てるのは5〜6時間ほどといわれています。朝炊いたごはんをお昼に食べるくらいの感覚です。思ったよりも意外と短いですよね……。

ごはんを冷蔵・冷凍した場合と合わせて比較してみましょう。

保存方法 美味しく食べられる期間の目安
炊飯器で保温 5~6時間
冷蔵 半日~1日
冷凍 1カ月

冷蔵保存であれば半日から1日、冷凍保存の場合は1カ月ほど、ごはんを長持ちさせることが可能なのですね。より長くごはんを美味しく食べるには、冷凍がおすすめです。

ごはんを炊飯器に長時間入れっぱなしにする、また常温のまま置いておくのは控えましょう。とくに気温が高い夏は、ごはんが傷んでしまう可能性が高いです。

参考|TIGER ごはんの保温期間は?冷凍するほうが美味しくてお得?気になるおひつは? 

残ったごはんは冷凍保存がおすすめ

炊いたごはんを美味しく保存するなら、冷凍が一番よいでしょう。

なぜかというと、ごはんの美味しさの鍵である「みずみずしさ」と「粘り気」を残すことができるからです。冷凍保存であれば、水分もしっかり閉じ込められます。

炊きあがりのごはんは、ふっくらとしてモチモチした食感があります。それはお米のでんぷんが水と加熱されたことにより、食べやすく消化されやすい状態になっているのですね。

冷蔵庫の中は、お米が柔らかく美味しくなった状態から最も劣化しやすい温度(0~5℃)に近いです。そのため、硬くなりパサパサして味も食感も落ちてしまいます。

この変化は「でんぷんの老化」と呼ばれています。じつは冷蔵庫は、炊いたごはんの保存にはあまり適していないのですね。

炊く前の生のお米であれば、冷蔵庫はおすすめの保管場所です。「お米を長持ちさせる保存方法!おすすめは冷蔵庫の野菜室です」にまとめていますので、良かったら読んでみてくださいね。

残ったごはんを冷凍保存するメリット

ごはんの冷凍保存するメリットは、つぎの4つです。

炊きたてごはんの美味しさをキープ

ごはんは時間の経過とともに、だんだんと水分が蒸発してパサパサとした食感になり、ふっくら感が失われてしまいます。

冷凍保存は乾燥やでんぷんの老化をふせぎ、温め直した時に美味しく食べることができます。

長期間の保存ができる

炊飯器でお米の保存をすると、美味しく食べられるのは5〜6時間です。しかし冷凍保存すると、1ヶ月も美味しい状態で保存することができます。

電気代を節約できる

炊飯器で長時間保温すればするほど、電気代が増えます。炊飯器にもいろいろなタイプがありますが、炊飯と保温でかかる電気代にさほど違いがないのだとか……。

まとめて炊いて冷凍保存すれば、炊飯器での保温の電気代を節約できます。

ごはんの準備が簡単

一般的な炊飯器でお米を炊くと、50分ほどは時間がかかってしまいます。冷凍保存したごはんは、電子レンジで簡単に温め直しが可能。手軽に準備できるので、忙しい時でもすぐに食べられます。

冷凍保存の手順とポイント

残ったごはんは、ポイントを押さえて冷凍すれば時間が経っても、美味しく食べられます。それでは冷凍保存の手順を見てみましょう。

炊きたてのごはんをラップに包む

炊き立てのご飯をラップに移した画像

ごはんを平たく整えて、粒がつぶれないようにラップで包みます。

ポイントは炊きあがり後、すぐにごはんを包んでしまうこと。蒸気を逃さないようにすれば、温め直したときもふっくらとしています。

ラップの他には、タッパーなどの保存容器の活用もおすすめです。

粗熱がとれるまで冷ます

炊いたご飯をラップに包んでいるが画像2

ごはんがアツアツの状態で冷凍庫へ入れるのではなく、粗熱がとれるまで冷ましてください。

熱いままのごはんを冷凍庫へ入れると、霜ができてごはんの味が落ちる原因になります。また冷凍庫内の温度が上がり、他の食材が傷む可能性があるので注意しましょう。

お茶碗1杯分くらいの小分けにして保存します。すばやく冷凍できますし、電子レンジで暖めるときもムラなく出来上がります。

冷凍庫に入れる

出来立てのご飯を冷凍庫に入れている画像

粗熱がとれたら、冷凍へ入れます。すばやく冷凍することで、ごはんの水分を蒸発させず、より品質のよい状態を維持できます。
冷凍庫に「急速冷凍機能」がある場合は、ぜひ活用してみてください。急速冷凍機能がない方は、金属トレーの上に置くと同じように早く凍らせることができます。
冷凍庫に入れるタイミングは、粗熱がとれた状態。完全に冷めきってしまうと、ごはんの食感も味も悪くなってしまいます。

冷凍ごはんの解凍方法

冷凍ごはんの解凍は、電子レンジが便利です。冷凍ごはんを温めるコースがある場合は、ぜひ活用してみましょう。

注意点は、解凍コースを選ばないこと。魚や肉を生の状態に戻すときに利用しますが、冷凍ごはんに使うとパサパサの美味しくないごはんになってしまいます。必ず加熱コースを使ってください。

ラップをした冷凍ごはんを電子レンジで加熱

電子レンジにご飯を入れている画像
600wで約3分あたためるのが、お茶碗1杯分くらいの量の目安です。

500wの場合は、3分30秒に設定してください。ごはんの量によって加熱時間は変わってくるので、様子を見ながら調整します。取り出すときのやけどが心配な方は、耐熱皿にのせて解凍するとよいですよ。

ごはんの量が多いと解凍ムラができてしまうことも……。温めている途中で上下を逆さまするか、器にうつしてほぐしてから再加熱してみましょう。

ごはんを器にうつして箸でほぐす

解凍したご飯を盛り付けた画像

ごはんを器にうつして、箸でほぐしたら完成です。

冷凍ごはんを温めた後、時間が経ってしまうとパサパサとした食感になりやすいです。食べる直前に、必要な分だけ温めましょう。

冷凍ごはんは自然解凍でゆっくり戻すと、ごはんから水分が出てベチャっとしてしまいます。時間をかけずに、電子レンジで一気にあたためましょう。

おわりに

今回は、残ったごはんの保存方法を紹介しました。簡単にまとめると……

  • 冷凍保存がおすすめ
  • 冷凍保存できるのは約1カ月
  • 炊きたてのごはんを包む
  • 解凍は電子レンジで加熱

冷凍保存すれば、1カ月ほど長持ちさせられます。電子レンジでチンするだけで、すぐに美味しいごはんが食べられるのは便利ですよね。

ごはんをたくさん炊いて冷凍しておけば、おいしく時短が可能です。ぜひ実践してみてくださいね。

関連記事 〉〉【お米は賞味期限なし】おいしく食べられる期間の目安と保存方法

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