カレー専用米取扱い店のご紹介 奈良県 創作スパイス料理 ~まさら庵TAKUMI~

~まさら庵TAKUMI~ 飲食店・宿泊施設

こんにちは!数あるブログの中からこちらのページにお越し下さいましてありがとうございます♫
田中農場のプリンセスかおり米広報チームの金築(かねちく)です!よろしくお願いいたします♪

本日は、プリンセスかおりを使用されているまさら庵TAKUMIさんに取材協力をいただき、プリンセスかおりの魅力をたーんまりとお伝えします♫

プリンセスかおりはカレー専用米として作られ、カレーやスパイス料理にとてもよく合うのが 特徴のひとつですが、そんなプリンセスかおりを使っておられるまさら庵TAKUMIさんのこだわりをご紹介します。

スパイス料理をメインとした創作料理【まさら庵TAKUMI】とは

まさら庵TAKUMIは、奈良市にある創作スパイス料理を中心にコース料理を提供されるお店です。コース料理は、食材を引き立てるように数十種類のスパイスを使用した創作料理を中心に、カレーにはカレー専用米のプリンセスかおりを使った、他では味わうことの出来ない逸品ばかり。お料理の味はもちろん、お客様に感じていただく雰囲気や空気感も大切にし、古民家をリノベーションした店内はどこか懐かしく心が穏やかに。まるで高級旅館でゆっくりとした時間を過ごしているような、そんな落ち着いた非日常を味わうことが出来ます。

プリンセスかおり取扱い店奈良まさら庵TAKUMI様

場所は、カーナビだとうまく辿り着けないこともあるので、まずはコメダ珈琲奈良中町店を目的地としてお出かけください。コメダ珈琲奈良中町店の南側の脇道を道沿いに沿って進むと黄色い看板が見えます、それを目印にお進みください。

<店舗情報>
*まさら庵TAKUMI*
住所:奈良県奈良市中町2281
定休日 :火曜日、不定休あり
営業時間【ランチ】 12:00~15:00(ラストオーダーは12:45)
営業時間【ディナー】18:00~22:00(ラストオーダーは20:00)
電話番号: 0742-47-1601
予約 :可(前日までの予約制)

まさら庵TAKUMI 誕生ヒストリー

まさら庵TAKUMIのオーナーであるTAKUMIさんがインド料理と出会われたのは今から28年前の平成4年。奈良市内にある老舗インド料理店タゴール(INDIAN RESTAURANT TAGORE)にて、お店立ち上げから携わったところからが始まりです。

今でこそ目にするようになったインド料理店ですが、当時の奈良市ではインド料理店がほとんどなかった時代でした。そこから10年腕を磨かれています。そして、平成16年から京都で独立開業されアンナプルナ(Annapurna)をオープン。

平成27年4月16日に現在のお店、まさら庵TAKUMIを奈良市に移転オープン、奥さまと夫婦二人三脚で経営されています。

『お店は料理を提供するだけじゃなく、料理、サービス、空間その全てが表現の場であり、制限をかけず、カラを破りながらどんどん色んな挑戦をしていきたい』と語るTAKUMIさん。

店舗は、古民家を改装した建物でオシャレでこだわりが詰まっていてそれでいて落ち着く空間の店内。来られたお客様は時間を忘れてゆったりと料理や空間を楽しまれています。

プリンセスかおり使用まさら庵TAKUMI

まさら庵TAKUMIでは、こだわりの食材を使ってのコース料理を提供されており、スパイスをアクセントにした風味豊かな前菜から始まり、スパイシーなタンドール炭火焼きや本格インドカレーなどをいただけます。

まさら庵TAKUMI 食材へのこだわり

食材へのこだわりは、お野菜は地元の契約農家さんのものを使用し、契約農家さんから手に入らない食材などは直売売り場のものなど、生産者さんの顔が見えるものを厳選しています。

お魚は新鮮なものを仕入れ、お肉も奈良のブランド肉ヤマトポークを使用するなど、とにかく食材にもとことんこだわります。

プリンセスかおり取扱い店まさら庵TAKUMI様

料理の要であるスパイスも、外国産のものだけに頼らず、沖縄でスパイスを作っている農家さんから買い付けるなどの徹底ぶり。まだまだ探究心は尽きておられず、スパイスも、さらにこだわっていきたいと仰っていました。

カレーにはプリンセスかおりを使用

そんなこだわりがたくさんつまったお料理に合わせて選ばれたのがプリンセスかおり。コース料理のカレーと一緒に提供されています。

カレー専用米を使用していただいている店舗様まさら庵takumi

プリンセスかおりは、2017年鳥取県で開発された新しい品種のお米です。インディカ米とコシヒカリを掛け合わせた品種で、香り高く、見た目はタイ米に近いですが、もっちりと食べやすく、香辛料系の料理と合わせると味を引き立ててくれます。そして日本人の口にもよく合うんです!

また、プリンセスかおりは”香り米”と呼ばれる通り、その香ばしいポップコーンのような香りが特徴。カレーと合わせていただくのはもちろん、お米だけでも美味しくいただけます。
▷プリンセスかおりの詳細はこちらからご覧ください。

そんなまだまだ産まれたての、多くの人に知られていない、田中農場の作る“プリンセスかおり”と“まさら庵TAKUM”さんがどのようにして出会ったのか?それは、約2年前のことでした。

まさら庵TAKUMI×カレー専用米 プリンセスかおり

田中農場プリンセスかおりを知ったきっかけ

“カレーに合うお米”として鳥取県農業試験場が10年の歳月をかけて育成した新品種“プリンセスかおり”。オーナーのTAKUMIさんがその存在を知ったのは、まだ「プリンセスかおり」という名前がつく前の試験栽培されている時、あるテレビ番組を通じてだったと言います。

それまでマサラ庵TAKUMIさんでは、減農薬で作られた地元の特別栽培米「ひのひかり」を使って料理提供されていたそうですが、「インディカ米とコシヒカリを組み合わせたお米」が一体どのようなものなのか興味をもって下さいました。常により良い食材をとアンテナを張られているからこそ、どんなお米か知りたい!と感じてくださったのです。その後、田中農場のホームページを探し、直接連絡をくださいました。

プリンセスかおりを知れば、やはり「食べてみたい!」と鳥取県の通販サイトで「カレー専用米」として販売されているものを取り寄せ、実食されたそうです。「とにかく美味しくて感動しました。」と出会った当時を振り返ってくださいました。

田中農場のカレー専用米プリンセスかおりを選んだ理由

ただ、お米の美味しさだけでなく、お店で取り扱う大きなポイントになったのは、田中農場の栽培や保管方法にあったそうです。

「ホームページでも感じていましたが、実際に田中農場さんに出向き、土作りや栽培・保管方法にもこだわっていらっしゃると伺い、想いも伝わってきました。お米がどんなに美味しくても農薬がバンバン使われているようであれば、取扱うこと決してなかったと思います。」と。。。

”手をかけることに苦労を感じないように”とお客様へ真心込めたお料理と空間とサービスを提供されているまさら庵さんだからこそ、土作りからこだわった田中農場の米作りに共鳴してくださったのだと感じられ改めて嬉しさが込み上げてきました。

田中農場土づくりのこだわり▷田中農場土作りのこだわりについてはこちらをご覧ください。

田中農場のカレー専用米プリンセス美味しさとは?

鮮度の良いお米をお届けするため、籾保管しているプリンセスかおりを、まさら庵TAKUMIさんにはご注文後玄米にしてお届けしています。お店ではその都度精米しお客様に提供してくださっています。お客様からも「お米が美味しい!」とご好評いただいているようで、気に入って下さった方には自宅でも楽しめるように販売もして下さっています。

(カレー研究家の水野仁輔さんとオーナーの阪中ご夫妻)

”プリンセスかおりはスパイス料理を最高に引き立ててくれるお米”とおっしゃって下さったオーナーのTAKUMIさん。「とにかく1度食べてみて欲しい。食べるとその魅力がよくわかると思います。」と、プリンセスかおりへの愛ある言葉に感動!!ありがとうございます!!!

プリンセスかおりとは

プリンセスかおりはインドの高級香り品種『バスマティー370』の香りを受け継ぐプリンセスサリーと、大粒突然変異株の『いのちの壱』との掛け合わせからなる鳥取生まれの香り米の品種です。

プリンセスサリーといのちの壱からうまれたプリンセスかおり

プリンセスかおり相関図

お米には大きく分けて、ジャポニカ種とインディカ種の2種類に分けられており、ジャポニカ種からできたジャポニカ米が普段私たちが口にしている日本のお米になります。
粘りやツヤがあり、外見は透明感がある白いお米で、短く丸みがあるのが特徴です。
日本や朝鮮、中国の一部で栽培されており、私たちにも馴染みが深いジャポニカ米ですが、なんと世界の15パーセントほどの生産量なのです。

インディカ米は6.5ミリ〜7.5ミリほどの長さの細長いお米で、色合いは同じですが砕けやすく、炊くと粘りもなくパサパサとしていて、独特の香りがするのが特徴で、世界の生産量の85パーセントを占めています。

インディカ米は通称タイ米と呼ばれていて、日本のお米が不作だった時に輸入されていたのもこのお米となります。
ですがそのパサパサとした食感が日本人の口には合わず、なかなか消費が伸びず大量に余ってしまったとか・・。
インディカ米は世界から見ると高い生産量を誇ってはいますが、日本人にはなかなか馴染みません。

先程の紹介でもあったように、インディカ米には独特の香りがあるのが特徴の一つとしてあります。が、プリンセスかおりはそのインディカ米特有の“香り”を受け継ぎ、ポップコーンのような香りがします。
袋を開けた瞬間から香ばしい香りが鼻にかおり、炊き上げる中でその香りが部屋いっぱいに広がり、味への期待がさらに高まります。

インディカ米の香ばしい香りにジャポニカ米の粘りと旨味が合わさり、香り高く、もっちりとしていて、それでいて吸水力がいいのでお米同士がくっつかずパラパラと離れてくれるので、カレーに本当によく合います!

プリンセスかおり

余談ですが我が家には1歳すぎの娘がいて、欲しそうにしていたので食べさせてみたところ、いつものお米よりもとてもよく食べていて驚きました。
そのままでもパクパクと食べて、次ちょうだい!と催促されるほど!!
普段少しでもご飯の炊き上がりが固いとすぐにいらない、と辞めてしまうのですが、プリンセスかおりは水加減を少し少なめに炊いたものでも気にならないようでした。

炊くときのポイント

プリンセスかおりは米とぎの必要がありません。
何故米とぎが必要でないのか?
それは、元々米とぎをする目的はお米のぬか臭をとるためなのですが、プリンセスかおりはそのぬか臭がなく、代わりに香ばしい香りが特徴なので、研ぐ必要がありません。

むしろ、肌ぬかと米表面に最も香りがあるため、あまり研ぎすぎるとかおりやビタミンが落ちてしまうことになります。

気になる場合は研がずに、軽く”すすぐ”ようにして炊いてください。

まさら庵TAKUMIさんの取材でも、インディカ米は砕けやすく、炊飯器も使えない為、茹でて水を捨てる炊き方をするのでパラパラになってしまう点も、プリンセスかおりは、香ばしい香りが残ったまま、粘りやもろさがフォローされているので、両方のいいところを掛け合わせたお米だと言っていただきました。

カレー専用米を使用していただいているまさら庵takumi様

ベタっとせずに、カレーと混ざり合うとパラパラとほどけます。

水の量として推奨されているのは、お米の量に対して通常水加減の1.1〜1.3倍とされていますが、まさらTAKUMIさんは、通常の水加減よりも85〜90パーセントくらいの水量で少しだけ固めをオススメされていました。
ぜひ自分で水分量を色々と調整されてみて、自分の好みの固さを見つけていってください。

全3回に渡って、まさら庵TAKUMIさんに取材させていただき、実際に使ってみていただいた中からの、プリンセスかおりの魅力をお届けしていきました!
まさら庵TAKUMIさん、お忙しい中取材協力をいただき、ありがとうございました!

まだまだこれからも、プリンセスかおりの魅力をお伝えしていこうと思いますので、また次回を楽しみにしていてください♫

 

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