【エンマ―小麦】の収穫 ~黄桜酒造 クラフトビール「ホワイトナイル」の主原料になります~

【エンマ―小麦】の収穫 農作業

田植え真っ最中のこの時期、昨年11月に蒔き付けを行った麦が収穫となります。ヒバリさえずる麦秋を迎えた小麦畑の風景をご覧ください♪

麦の穂がたわわに実る5月下旬から6月初旬を「麦秋」と言いますが、「秋」という言葉には「穀物が成熟した収穫の時期」という意味があるそうです。お米の秋は9~10月ですが、麦の秋は、ちょうど今の時期なのです。
収穫を終えると、この麦畑は水田へと早変わり。田中農場では、稲麦の二毛作を行います。

6月初旬コンバインを使ったエンマ―小麦の収穫

小麦の収穫にとって、一番の大敵は雨。収穫間近の小麦に雨あたってしまうと品質が落ちてしまいます。ちょうど梅雨入りの時期と重なるので天気予報チェックに余念がありません💦

黄桜ホワイトナイルに使用されているエンマ―小麦収穫風景

この日も山陰ぽい?厚い雲に覆われた空模様でしたが、雨は降らずに順調に刈り取りを行うことができました。写真は田中農場代表の田中里志が運転する、小麦専用の大型コンバインにて刈り取り中🎵

コンバインとは、作業効率を上げるため収穫・脱穀・選別の機能を併せ持った農機です。田中農場で使用しているコンバインは、エアコンとラジオ完備。つまり密室でも快適に作業をすることができます。小麦刈り取り時には、粉塵(ふんじん)が舞うためマスクが欠かせません。また、粉塵が衣服に付着すると、痒みや肌荒れの原因にもなります。それを防ぐことができ、3K職場の改善にもつながると考えています。

小麦の収穫コンバインでの作業風景

黄桜酒造 クラフトビール「黄桜ホワイトナイル」の原料になります。

田中農場で作っている小麦は、古代麦「エンマー小麦」という品種です。

黄桜ホワイトナイルに使用されているエンマ―小麦

田中農場のエンマ―小麦は、日本酒で有名な京都市伏見区の黄桜酒造(黄桜株式会社)様の作っている地ビール京都麦酒シリーズのひとつ「黄桜ホワイトナイル」の原料となります。

このビールは、約15年前、エジプト考古学の権威である早稲田大学の吉村作治教授と京都大学で共同開発された歴史のあるビールです。

紀元前8000年ごろ以降、古代エジプトで栽培されるようになった「エンマー小麦」を現代によみがえらせ、麦芽とともに京都の名水・伏水で仕込んだ現代ビール”WHITE NILE”。悠久の時の流れを”肴”に、たおやかな風味をじっくりとお楽しみください。

これからビールの美味しい季節になります。
ぜひ、みなさんも古代エジプトに思いをはせながら、、そして田中農場もちょっと思い出していただきつつ、美味しいビール飲んでみてくださいね!

以上、田中農場小麦畑よりお届けしました🎵
田中農場小麦畑

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